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応用の効く介護レクリエーション「うちわ卓球」でリハビリ

「うちわ卓球」というレクリエーションがあります。

本来はうちわをラケット代わりに使った卓球で、卓球とほぼ同じルールで行われるものです。

小中学校では机を4つつなげて、卓球台代わりにして行います。筆箱をネット代わりに置くというところもあります。学校の休み時間に、手元にあるもので卓球のゲームを行いながら、ルールが確立していったのが、うちわ卓球なのでしょう。

使われるうちわは、街中で配られる販促用のプラスチックの柄のうちわが一般的だそうです。

一方、介護やリハビリの現場では、このうちわ卓球をアレンジしたゲームが、親睦やエクササイズを目的として取り入れられています。こちらのうちわ卓球もラケットの代わりにうちわを使います。といってもピンポン玉を打ち返すのではなく、うちわで扇いで転がして行うというゲームです。

卓球台も必要なく、テーブルや机があればできるシンプルなゲームです。

まず、テーブルを囲んで椅子をおいて、参加者数人に椅子に座ってもらいます。1対1ではなく、複数の人が一度に参加できるのが、ゲームの特徴になっています。

立って行う必要もないので、高齢者や体の不自由な人でも、体力に自信のない人でも、どんな人でも参加できるレクリエーションです。

ゲームは、まず、ピンポン玉を審判が投入します。といっても、テーブルの上を転がすだけです。

転がってきたボールは、各自でうちわであおいで、台の上から落とさないように向こう側へ転がします。転がってきた人は、同様に落とさないよう、うちわで他の人に向かって扇ぎます。

ルールは、うちわでボールを触らないこと、椅子から立ち上がらないこと、他の人にぶつかったりしないことです。

ボールを扇ぐことで、上腕に筋力が付き、集中力もアップする、ムリのない範囲でエクササイズができる、参加人数などのアレンジが効くということで広く取り入れられているレクリエーションです。

体力があるなしにかかわらず、みんな同じように椅子に座って楽しめ、手ごろな道具で行うことができる点も人気の理由です。